EDはさまざまな原因によって生じるものであり、女性に対しての自信がもてないといった心理的なものは若い人でも比較的多くみられますが、そのほかに精巣や脳下垂体といった重要な臓器で機能障害が起こっているためということも考えられます。したがって、ひとくちにEDの治療とはいっても、その原因がどのようなものであるかによって、採用される方法は異なるということになります。
たとえば、男性ホルモンが分泌されないということが原因であれば、内分泌療法という方法がとられることになります。内分泌療法というのは、ホルモン療法と置き換えて呼ばれることもある方法で、体内で不足している男性ホルモンを、注射またはホルモン錠の経口摂取によって、外部から補充するというものです。
そのほか一番的な方法として、ED治療薬を服用するという方法があり、これは心理的な原因による場合も含めて効果が高いとされています。ED治療薬としてはすでにさまざまなものが開発されていますが、1999年にこの種の医薬品としては国の承認をはじめて受けたバイアグラなどは有名なところです。ED治療薬には血管を拡張する作用をもつ物質が含まれていますので、服用すれば性器に血液を送っている動脈も拡張されて、硬さを維持するのに十分な量の血液が性器に集まるようになり、EDの症状が改善されます。
ただし、バイアグラのような正規品は1錠あたりの単価が高額であるという事情もありますので、海外ではこうした医薬品の後発品にあたるジェネリックが続々と登場しています。バイアグラのジェネリックとしては、インド製のスハグラなどがあり、単価は安いながらも有効成分はバイアグラと同じになっています。